| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 |
| 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 |
| 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 |
| 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 |
| 29 | 30 | 31 |
木葉先生の絵が大好きなのですが、思い入れをもちすぎると上手くいかない作家タイプのようで、今作や、果物の名前を関した魅力的な女性達を描いたやはり短編連作「フルーツ」が質としては非常に高いです。勿論、私に新たな世界を示してくれたデビュー作、「キリコ」も衝撃的で思い出深い作品です。「キリコ」こちらは中華系の流れを汲む暗殺者の少女と、彼女に兄を殺された刑事の男のお話です。全5巻。雑誌のカラーに合わず打ち切りの憂き目に…。ギリギリまとまってはいますが、もったいない作品です。
呪いのメルセデス、や鳴らない龍笛などのいわくつきの名品の呪いを解く「クリオダイバー」の男が主人公。彼の能力はサイコメトリーに分類されるものなのですが、物に染み込んでいる「記憶」の中に入り込み、その中の登場人物として過去と触れ合う事ができるというイメージで語られている所が特筆すべきところでしょう。その持ち物の所有者が呪いを残す事になった因縁をほどいて、理解して、受け止める事で呪いを解いていきます。一話完結形式で綺麗にまとまった一冊。作者自身が深く思いいれを持っているスペイン侵略以前の南アメリカ関係のエピソードであるエメラルドの話と、少年達の友情をさわやかに描いたバイクの話が特に大好きです。白黒なのにここまで鮮やかに「ヒマワリ」をマンガで表現した人は他にいないのではないでしょうか。